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ハコベ(コハコベ) ナデシコ科 

どこの道端にでも見られる春の七草の一つ

ハコベ(コハコベ)の花、果実、種子の観察をしました。

ハコベ(コハコベ)の花

3月初旬、南芦屋浜の総合公園で、

ハコベの花一斉に咲き出した

様子が見事でした。

総合公園(南芦屋浜)  2005/3/8撮影

ハコベの花の撮影中、淡褐色の種子をみつけました。

そこで果実種子様子を観察してみました。

総合公園(南芦屋浜)  2005/3/8撮影

 


ハコベ(コハコベ)を自宅に持ち帰って観察  2005/3/11〜2005/3/13撮影

コハコベ(ハコベ)の

属名 Stellaria media Villars のステルラリア

ラテン語の stella に由来 

花の形  から形容されたらしい

 

花弁 

花弁深く2裂して一見10花弁に見える)

がく片5おしべ 3〜5本

めしべ 3白い花柱をもつ

花柱の下に子房が見えています

 

ハコベ(コハコベ)の果実  

ハコベの果実

ハコベの子房が大きく伸びてきました。

子房の先端には柱頭が残っています。

外側はがく片に包まれています。

 

がく片の内側には

白い花弁がくっ付いて残っていました。

果実の子房の皮を剥いで見ました。

未熟な白い種子が見えていました。

ハコベ(コハコベ)の種子

裂けた果実の中に

丸い種子が見えていました(珍しい?)

多くの果実は下向き?で

種子がすぐに飛び散っているようです

総合公園(南芦屋浜)  2005/3/8撮影

持ち帰ったハコベの果実の子房の皮

裂け始めてたところ

子房の皮全部裂けて中の

種子がよく見えます

果実の中には

淡褐色種子が12個ほど

 

種子の径 1〜1.2mm