樹木ウォッチング
ユリノキ(モクレン科) 臨港線
臨港線の並木となっているユリノキ、5月ごろ、大きく成長した木には、チューリップのような花が咲いていました。
葉の形が半纏に似ているのでハンテンボクとも呼ばれている。
8月ごろには果実が出来ていました。果実は翼果が松かさ状に集まった集合果です。冬になって、果実の外側の翼果が残り、コップ状になっています。
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一年の様子
花の様子
ユリノキ(モクレン科)
臨港線(若葉町) 2010/5/16撮影 |
5〜6月頃枝先にチューリップ状の花をつける。
花被片は9個。
外側の3個は緑白色のガク状でほぼ水平に広がる。
内側の6個は黄緑色の花弁状、基部はオレンジ色の斑紋がある。
雄しべは線状
雌しべは円錐形の花床に多数つく
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ユリノキ(モクレン科)
臨港線(若葉町) 2010/5/16撮影 |
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葉の様子
ユリノキ(モクレン科)
臨港線(若葉町) 2010/5/16撮影 |
ユリノキ(モクレン科)
臨港線(若葉町) 2017/5/12撮影 |
葉の形が半纏(はんてん)似ている。
葉は互生。葉身は長さ10〜15cm、4または6に浅裂する。
葉柄は3〜10cmと長い。 |
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果実の様子1
ユリノキ(モクレン科)
臨港線(若葉町) 2007/9/11撮影 |
若い果実、翼果が上向きに松かさ状に集まった集合果
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果実の様子2
ユリノキ(モクレン科) 臨港線 2007/1/4撮影
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晩秋から初冬にかけて果実は一番外側の翼果がコップ状に残っています
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ユリノキ(モクレン科) 臨港線 2010/1/13撮影
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たくさんの翼果が残っている冬のユリノキ。5月の花期に多くの花を付けていたのだなーと驚く。 |
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樹形
ユリノキ(モクレン科)
臨港線 2010/1/13撮影 |
樹形がよく分かる冬のユリノキ |
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